お正月料理と言えばおせちなんでしょうが

おいしそうなおせち料理

皆さんの家ではお正月の三が日にどんなお箸を使っていますか?
お正月の三が日には普段使っているお箸ではなく柳箸を使います。
新年早々にお箸が折れるのは縁起が悪いので、丈夫な柳箸を使うようになったと言われています。またこの柳箸は両端が細く中ほどが少し太くなっていることから子孫繁栄を意味するとも言われています。

昔から特別な日という意味のハレの日に使うものは直に出すことを避けることからお正月の柳箸も和紙を折った箸袋に入れます。箸袋に家族それぞれの名前を書いて三が日の間ずっと使います。

そしてお正月料理は大勢でいただくことが多いと思います。そんな時に恥ずかしくないようにお箸のマナーも覚えておきたいところです。

ここではやってはいけない箸使いをいくつか紹介したいと思います。

さかさ箸

お箸の持ち手の方でお料理をとることです。よく取り分ける時に自分のお箸をさかさ箸にしてお料理を取り分けますが本来持ち手のところはあまり綺麗とは言えないので良くない箸の使い方になります。

刺し箸

里芋などツルツルと滑ってお箸でつかみにくいものをグサッとさしていただく刺し箸はマナー違反です。美しくないだけではなく食べ物に対する愛情が感じられない行為です。

指し箸

お箸をつかって人や物を指すことです。人を指さすのも相手に不快感を与える行為です。「ちょっとそこの醤油とって」と箸で指してしまうことよくあります。気を付けたいものです。

叩き箸

お茶碗をお箸でたたくことです。食器を大切に扱う・うるさくして他の人に迷惑をかけないなどの観点から叩き箸はタブーです。子供が遊び感覚でよくやりますが、小さい頃からきちんと教えたいことです。

受け箸

お箸を持ったまま「おかわり!」をすることです。きちんとお箸を置いておかわりしましょう。

そろえ箸

お箸の先をそろえるためにトントンと食器にたたいて揃えることです。無意識にやってしまいますね。気を付けましょう。

よせ箸

お箸を使ってお皿を自分の方に寄せることです。美しくない所作です。さらによせ箸で相手に「これも食べて」お料理を勧めるのはもってのほかです。相手を不快にさせるお箸使いです。

お箸や食事のマナーは美しいこと、他の人に嫌な感じを与えないことを念頭に置けばそれほど堅苦しく考える必要はないと思います。しかし最低限のマナーは知っておきたいところですね。

参考:お箸のマナー

お正月料理と言えばおせちなんでしょうが

お正月料理と言えばおせちにお雑煮、これで決まりでしょうが、私が子供の頃の家の正月料理は厳密にはおせちとは言えなかったかもしれません。

つまりおせちの定番、重箱にぎっしりと詰められたおせち料理、と言うのは家では出なかったからです。

勿論煮豆やきんとん、野菜の煮物など母が作りましたが重箱に詰めると言うことはしていなかったのです。

茶道をやっていたせいか、また父が普通のことはあまり好きではなくてちょっと普通と違うことを望んだせいか、懐石料理風にめいめいの皿に盛りつけた形で出てきたのです。

小さい頃からそれでしたので、勿論雑誌などでおせちの定番の形式は知っていましたが、親戚の家で重箱に詰められたおせちが出てくると、何か不思議な感じがしたものです。と言うか、あまりに綺麗に詰められているので、箸をつけて空間を作るのが申し訳ない気さえしました。

正直盛り付けがめいめいの皿に綺麗に少しずつと言う形は、母にとっては面倒なことだっただろうと今になっては思いますが、見た目についてはやはりこれが一番家のおせちと言う感じがして好きだったのも事実です。

ちなみに黒豆については祖母が達人だったということで、あの照りと柔らかさと味わいはどうしても出せない、と母がぼやしていたのも記憶にあります。

最近は売れ筋おせちの通販サイトで購入して済ますご家庭も増えていると思います。
おせちと言うのは存外手間のかかるものですし、保存食ではあっても3日間食べれば飽きてしまうものですので、正直料理担当者にとっては逆に年末手のかかるものでしょうが、子供にこういう思い出を残せるものでもあるので、一品だけでも手料理でお作りになると後日の話題にもなるかと思います。